いいから黙って抱きしめろ。

ただいまとか おやすみとか 愛しているよとか。

いつか大きくなる夜に。

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小さい頃に思い描いた人に、なれるって、無邪気に思っていた。

 

大人になって、経験が増えて

 

傷つかない方を選んだ。そうして自分を守ってきた。

 

愛を注ぎたいのに、注ぎ先がわからずに

 

いつも漂っていた。波に任せていた。

 

 

根無し草だと思っていたわたしは

 

太陽のヒカリを浴びて、星空に助けられて 

 

漂いながら 漂いながら。

 

そうしていつしか この島に帰ってきた。

 

 

よく見えるようになると、見たくないものの方が目に飛び込んできたりする。

 

誰かの欲を知りながらも、見えないフリをして巻かれたりする。

 

すっかり疲弊しているのに、上手に生きる方を選んでしまったり。

 

「利用されている」ことに気づいては、「必要とされた」と上書きしたりする。

 

 

 

でも、それでも。

 

 

 

自分の中の愛を信じて

 

きっと。と育みながら磨いた「それ」は

 

まだ、少しだけれど。でもしっかりと ここに確実に。

 

深みに向かって

真っ直ぐ根を張っている。

 

ありがとう。ありがとう。

 

 

 

 

 

この先わたしが大きくなったなら

 

きっと 大きな 樹になろう。

 

この名前に恥じぬように

 

太陽を浴びて、大地に根を張り

 

木陰や実りや安らぎを差し出せるように。

 

大きな大きな、樹になろう。

 

 

 

 

今日はその、決心の記念日。

 

 

ありがとう。此処に、根を張ろう。

 

 

 

 

 

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ここには書けないのだけれど、仕事でとても嬉しいことがありました。

わたしは会社員なので最終判断は会社がするのだけれど、

すごく、すごく、嬉しいことでした。

見る人によっては小さなことに見えるかもしれないのだけれど

わたしにとっては目頭がじゅわんとなるような深いコト。

 

ありがとう。嬉しいです。

 

進む道が見えたよ。やっぱり道はこの足元にあった。

 

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昨日のブログを書いてから、読んでるよ。ってメッセージ、ちょくちょくといただけたのです。

嬉しいなあ。

 

でも、今日のこれは過去と今と未来のわたしに向けて

絶対残しておきたいと思って書けたので、それもそれでとても嬉しいのです。

 

 

 

あなたの今日が佳いものであったならいいなあ。

 

背中に、この掌の温度が、届いてくれたらうれしいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

それではきっと、また明日。